歌が心をもんで、もんで

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2010年3月28日(月)
もういちど「クリスマスの約束2010」
TBS

震災情報ばかりでテレビがつらいので、
小田和正さんの去年のクリスマスの約束2010を見直した。



 今年もクリスマスの約束
去年オンエアを見たときは、とにかく山本潤子さんの
「冷たい雨」がすごく印象的だったが、
大震災後の今の時期に考えさせられたのが、
Kiroroの玉城千春さんのパート。

小田「歌は歌ってなかったの?」
玉城「そうですね。歌ってなくて…。はい。
   結婚してからちょっと、歌を聴くのも嫌だったりとか、
   そういう時期もあったんです。
   結婚前にちょっとのどを痛めたりして、歌うのが怖くて。
   結婚して沖縄に行くと、聴くのも苦しくて、
   そういう時期がありましたね。」
小田「そっからだんだんだんだん、また回復して…」
玉城「そうです。ちょっとずつ、子育てをしながら…」
小田「歌いたくなって…」
玉城「去年のこの番組を見て、もうさらに歌いたいなというか、
   あそこに行きたいという想いがあふれでてきて…。
   で、やっぱりあの、テレビとかね、東京とかもなかなか、
   こういう活動もしてなかったのですけど、
   お話をいただいたときに、あっ、もう出たいなぁって…。
   ちょっとリハーサルとか、なかなか参加できなかったんだけど、
   でもぜひ参加したいなと思ったんですけど…。
   やっぱり怖かったですね。
   やっぱりみなさんの雰囲気でできあがっているので、
   去年の雰囲気ってわかるじゃないですか。
   息ができなかったです。
   最初リハーサル行ったとき、苦しくて飛び出しました、
   スタジオを私。
   でもスタジオ入ったときに、みなさんキラキラしてて。
   なんかうらやましくって、音楽。うらやましい。
   今でもうらやましいです。
   まだここにいるのが恥ずかしくて、
   なんかもう「すいませ~ん」って感じで。
   もうほんとすいません、今日参加っていうか。

小田「新しく、こう新規、どういう気持ちで歌い始めるみたいな?」
玉城「そうですね。音楽を私も聴けなかった時は、
   人の話も心に届かなかったんですよ。
   で、きっと世の中というか、いろいろなニュースとかあるけど、
   なんかそういう、人の話というか、
   人の言葉を心に響けない心の状態とかあるじゃないですか。
   そういう時に音楽を聴いて、そういうなんか…。
   心をもんで、もんで。
   なんかこう、前向きにっていうか、いいように。
   いいようにっていうか、人の言葉も心に入るような
   そういう音楽を歌っていけたらいいなという想いがあります。
   伝わりました? ちょっとごめんなさい。
   日本語、下手くそなんです。すいません。すいません。

そして、「未来へ」と「長い間」のメドレー。
 【クリスマスの約束2010】 未来へ & 長い間 【小田和正】

歌い終わって自分の席に戻った玉城さんの表情は、
想いがかなえられた安堵感ではなかった。
彼女はまだ回復へと向かう途中で、
一つ峠を越えられた自分に
少し安心したような表情だったように見えた。
人の心をもんで、もんではなく、
自分自身の心をもんで、もんでの一夜。
(低画質ものサイトの38分24秒~49分06秒頃)
ちなみに、小田さん
「Kiroroには番組初期からずっとオファーをしてたんだけど、
 オファーするたびどちらかがオメデタになるから
 誘えなかった上に責められなかった」。
また、デビュー前のKiroroの「長い間」のテープが
小田さんの元に届き、プロデュースをという話もあったそう。

他には、オダ☆レビの「思い出はうたになった」。
STARDUST REVUE 25周年記念ライブのために、
作詞小田和正さん、作曲根本要さんで作られた曲。
この曲のエピソードもおもしろい。
詳しくは、今でもネット上で観れる動画を。
 クリスマスの約束2010(低画質)
 クリスマスの約束2010(高画質やけどよく止まってしまう)

心が傷ついたり、心を動かされることに臆病になって、
心を閉ざす人たち。
今回の東北大震災でもたくさんいらっしゃるだろう。
阪神大震災のとき、うちの女の子のスタッフもそうなった。
九死に一生のように助かったけど、
震災後に西宮から大阪に久しぶりに出てきて見た、
大阪の以前とは変わりない平和な光景にショックを受けた。
西宮は地獄なのに、大阪は…。
信じられなくなったそうだ。
ぼくらからの手助けにいい反応がなかった。
大阪はわかってくれないと思ったそう。
当時ぼくが避難所などをを駆けずり回って探しに行ったり、
いろいろしてたことを後で人から聞いて、
1年後にようやくわだかまりが解けた。

大震災だけでなく、いろんな人が玉城さんみたいに苦しんでる。
ぼくの歌は届かないかもしれない。
でも歌い続けなと思う。
閉じた扉が開いて、その人が歌を聴きたくなったときに、
なにも鳴ってないことがないように。
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by mamorus7 | 2011-03-28 23:42 | 芸能


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