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大阪市音楽団の存廃





2012年6月3日(日)
音楽団の存廃
大阪市

大阪市の市政改革のプランのうち、大阪市音楽団の存廃が話題になってる。
市が音楽団を持つことの是非。文化を守るべきかどうか。



存廃問題については、ウィキペディアがわかりやすく整理してくれてる。
大阪市音楽団 存廃問題 - Wikipedia

存廃問題について、流れを紐解くとこんな感じ。

◆2011年11月29日
市長選に当選した橋本さんは、地域団体などへの運営費補助を廃止して、
事業補助に転換する方針を表明した。


◆2012年1月19日
橋下徹市長は市議会決算特別委員会で、「直に抱えていく必要はない」と発言。
直営方式を見直す方針を明らかにした。


◆2012年2月24日
市音と共演経験などのある作編曲家の3人が、市音存続を求める活動を始めようとしている。


◆2012年4月5日
橋下徹市長は、市が同日発表した施策・事業の見直し試案で
「2013年度に廃止」とされた市音楽団の音楽士36人の処遇について
「単純に事務職に配置転換するのは、これからの時代、通用しない。
仕事がないなら、分限(免職)だ」と述べた。
「分限(免職)になる前に自分たちでお客さんを探し、メシを食っていけばいい」と述べ、
配置転換を認めない意向を示した。


◆2012年5月7日
大阪市音楽団の音楽士が市長と意見交換し、「1年の猶予がほしい」などと要望した。


◆2012年5月7日
大阪市音楽団」が、橋下徹市長が発足させた改革プロジェクトチームから
2012年度限りの廃止を迫られている。


◆2012年6月2日
所管する市教委は、廃止時期を1年延長したうえで民営化を目指す方針を固めた。
今夏にも外部委員による専門家会議をつくり、公益法人化など自立の方策を探る。
12年度の本格予算案編成に向けた2日の庁内折衝で、橋下徹市長に関連経費の計上を求める。


11月の市長当選で、嵐の予兆が出始めて、今年1月には市長から具体的な方針表明。
2月には応援団によるサポート開始。
5月に延命をお願いして、6月に教育委員会が夏からの自立の検討方針を表明。
半年間、なにやってましてん!という感じ。
世間の不景気の最中、音楽団は自分とこの改善策を検討してなかったのか?
4月のニュースでは、これから考えるようなニュアンスだったけど…。
遅い、遅すぎる。応援団も遅い。
教育委員会も遅い。
検討会議の予算を市にお願いして、夏から自立のための検討をはじめる前に、
支援してくれる人を手弁当で集めて、検討しとかなあかんかったんとちゃう?
長男が大学にとか、眠たいこと言うてる団員もいる。
みんな、家や車のローン、子供の教育費とかひぃひぃ言いながら生きてる。

文化事業の重要性とかを説くのは勝手だが、
いつの世でも、芸と金の問題はありながら、
生き残ってくるものは生き残り、忘れられていくものは忘れ去られる。
そうならないためには、ひろく「助けてください。ぼくらはこんなことができます!」
と声を上げなければならない。
市民楽団としての生き残りを考えるためにも、
一旦やめたほうが健全。
SKD(松竹歌劇団)の例もある。
吉本の新喜劇存続の例も参考にできると思う。
<橋下徹氏>大阪市地域団体への「運営費補助」廃止へ

【激動!橋下維新】橋下市長 市音楽団の直営見直しへ - MSN産経west

【激動!橋下維新】直営見直しに「待った!」 市音を守って 有名作曲家ら3人が訴え - MSN産経west

“橋下市長、市音楽団員の配転認めず「分限免職」”. 読売新聞 (2012年4月5日)

「1年の猶予を」「長男が大学に」 大阪市音楽団が要望

橋下市長殿、いきなり市音楽団「ジ・エンド」? (読売新聞)

大阪市音楽団、民営化目指し廃止1年延長案

by mamorus7 | 2012-06-03 23:21 | 芸能


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