こころの動きを自覚できる音楽 ♥

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1973年
Discreet Music
BRIAN ENO

久しぶりに、CDでも借りてみよかなと、梅田・堂山のツタヤ。
なつかしのイーののオブスキュアものがあったので、借りてしもた。そしたら…。



もう一生会えないかも…と思ってた好きな子からのメール。
どうしたんやろ? と思って、
自分の携帯の履歴を見ても電話してない。
もしや!と思って、メールの履歴を見ると、
また性懲りもなくメールしてた。
酔った帰りのタクシーの中で打ったみたいやけど、
ぜんぜん覚えてない。
何通か久しぶりにあの子とメール。
もう2ヶ月ぶり。
元気そうでよかった。

帰りにネットカフェで借りたCDをi-Podに入れて銭湯へ。
銭湯上がりに、「Discreet Music」が鳴る。
夜空を見上げた。
そや、この感じや。



環境音楽や家具の音楽と言われ、
カテゴリーができたかのように
認知されたイーノの環境ものの
第一弾とでもいうべきこの作品は1973年。
ぼくはまだ小学生。
高校生になって、イーノを知り、
アンビエント前夜とでもいうべきこの作品は、
ヘッドフォンをかけて刺激されていた。
ピストルズのデビュー当時だ。

デジタルっぽいけど、小さな音の庭みたいになっていて、
聴くほうが注意を傾けることで音楽が存在するような感じ。
竜安寺の石庭も、関心がある人が行けば
見えるものがあるけど、
関心がなければ単なる庭にしか見えません。

これだけ情報過多な時代にあって、
聞くものが自ら関心向けて、接する音楽の美しさ。
これは生物学の浸透圧のようです。
食塩水を入れた水と、真水を透過膜1枚で並べると、
水分は同じ濃度になろうと、真水から食塩水のほうに移動します。
そのときの圧力が浸透圧です。

i-podなんかで選曲はしているが、受け入れてばかりの
受動的な音楽姿勢を反省させられることばかりです。

30代になってからはアコースティックばかり聞いてる自分の
浸透圧も自覚しました。
なぜぼくらは音楽にこんなに引き寄せられるのだろうと、
うれしく思いました。

それと、
あの子とのささやかなメールで
こころが晴れたぼくのきもちが
イーノの音楽に向かったことで、
中高生の頃の素人な自分を思い出せました。

「Discreet Music」の解説は以下を参照ください。
「断片的聴取を可能にする機能性音楽」
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by mamorus7 | 2008-11-10 00:00 | 芸能


頭、いかれてる


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