形立派な海老様
2010年9月27日(月)
南座九月大歌舞伎
通し狂言「義経千本桜」 夜の部
市川海老蔵、坂東玉三郎、他
千秋楽。
これでもかと海老蔵の形よさを展開する夜の部。
阪急の河原町駅に着いて、お弁当を求めに高島屋の地下へ。
ひさご寿司のちらし寿司を買って、次は銭湯。
2~3年前、宮川町の歌舞練場近くを歩いたときに
あるのを発見した、団栗湯。
どんぐりって漢字でこう書くんやと一勉強。
思ったよりきれいで、錦湯のレトロ感とは違って、
清潔感がうれしい。
おけぴで譲ってもらったチケットは、3階1列目の2番。
上手が見えづらいけど、海老蔵の動きを見るにはいい席。
宙乗りは手拍子まで集めていたけど…。
お芝居としては物足らないけど、
やっぱり、海老蔵が形を決めると有無を言わさない。
歌舞伎通の評価はこちら
九月南座「義経千本桜」の感想 中
九月南座「義経千本桜」の感想 下
仏教用語の「三千世界」が2度台詞に登場するのも、
死生観がにじみ出てきて、台詞の深さがいい感じ。
・小金吾討死の段
「死なぬと申せしは偽り。三千世界の運借つても、
なんのこの傷で生きられませふ。
内侍様、六代様、これがこの世のお別れでござります」と、
思ふ心も断末魔、知死期も六つの暮過ぎて、
朝(あした)の露と消へにける。
・すしやの段
モヽヽヽもふ腹が立つて腹が立つて、
涙がこぼれて胸が裂くるわい。
三千世界に子を殺す、親といふのはおればつかり、
あつぱれ手柄の因果者に、よふしをつた
帰りに出入口が混雑してるなと思ったら、
新妻、麻央ちゃんが着物でお見送り。
あんまり興味なかったけど、
目が大きくてやっぱりべっぴんさん。
おばちゃんらの声がけにニコニコしてて、
いらんことしゃべれへん感じはよろし。
by mamorus7
| 2010-09-27 22:03
| 芸能
頭、いかれてる
by mamorus7